M&A人事
経営戦略の一つとして、M&Aという手法は世の中で広く認知されるようになりました。
M&Aを仲介する企業やプロセスを支援する企業も増え、M&Aの動きは活発化しています。
弊社においても、M&Aに伴う組織・人事関連のご相談に加え、合併や買収、子会社間での再編・統合を、人事の面から支援させて頂く機会が日に日に増えてきました。
こうした社会情勢を反映し、弊社では、「M&Aや企業再編時における人事リスクとその対応」セミナーを開催するなど、「M&A人事」に関する情報発信を行っております。
- M&A/事業再編における人事リスク とは M&A/事業再編における人事リスク とは、「モチベーションリスク」「法的リスク」「人件費リスク」「運用リスク」の4種類のリスクのことです。例えば、給与や退職金・年金といった処遇を統一しようとすると、不利益変更の「法的リスク」と「人件費増大リスク」がトレードオフとなります。そもそもM&Aは多くの従業員にとって“不安要素”であり、不公平感や被害者感情などが発生しやすいといった「モチベーションリスク」も存在します。さらに、旧企業間で評価者の能力や労務管理の慣習などが異なることにより、人事諸制度を統合しても公正に運用されない可能性もあります。そのため、人事の統合作業には難しい舵取りが必要となります。
- 合併・再編に伴う労働条件・就業規則の統合 就業規則統合とは、M&Aや組織再編において複数の会社を合併等で統合する際に、円滑な業務運営のために様々なリスクを検討・低減しながら統合版の就業規則を制作する人事マネジメント手法です。当社がご提供する就業規則統合の特徴や導入の流れ等をご紹介致します。