2009年6月17日(水)東京国際フォーラム ホールD7にて、組織・人事セミナー『前向きな意識を生む会社の条件』を開催いたしました。セミナーには人事部門、経営企画部門の方をはじめ約150名の方々にご参加いただきました。
プログラム
【解説】ビジネスパーソン1,000人意識調査 分析結果報告
意識調査の分析報告を行い、「危機を乗り越えられる組織の条件」は、会社と個人が協同的な相互依存関係にあるという信頼感を醸成・維持することであると提言いたしました。
- (1)
会社の理念や目標が明確であり、組織の一員として自分の仕事が役立っていると感じられる
- (2)
他の社員と比べて不公平な扱いを受けておらず、公正に評価・処遇されていると感じられる
- (3)
自分の成長を会社や上司がサポートしてくれる
- (4)
困難な状況では、職場が一体となって助け合っている
- (5)
職場のメンバーがお互いに有効な情報や知恵を交換し合っている
【講演】「理念を経営に活かす ~TELバリュー浸透への取り組み~」
東京エレクトロン社は、「TELバリュー」という「5つの価値観」を掲げ、社員の意識や能力向上に取り組んでいらっしゃいます。
当日は、「理念を経営に活かす」その取り組みについて詳細にご紹介いただきました。会場内からは活発な質問があがり、参加者の皆さまの関心の高さがうかがわれました。
- 【質問(抜粋)】
- TELバリューを作ろうと思った問題意識の背景は?
- TELバリュー策定プロジェクトメンバーは、どのように選定したのか?
【講演】「従業員満足度調査の限界と新たに求められる方向性」
従業員満足度調査の問題点と事例を数多く紹介し、調査を行う際のポイントについて紹介いたしました。会場内では熱心にメモをとる参加者の皆さまの姿がみられました。
【弊社の推奨する従業員満足度調査】
- 組織の状態を客観的に把握するため、対象者自身の主観だけでなく、周囲の状態を確認する
- 具体的な打ち手に繋げるために、実際の職場行動を確認する
- 調査結果を複合的に分析することで真の組織課題を見つけ出す