特集
クレイア・コンサルティングが取り組む数多くのテーマの中から最近特に注力しているテーマを取り上げ、その背景や課題解決に向けた取組みを解説します。
- 組織・人材のデジタル化 現在ビジネスにおけるデジタル化が進む中、HR Tech、AI、ピープルアナリティクスなど、人事領域においても昨今のテクノロジーの進化で影響を及ぼしています。例えば、人事部や各事業部門ではデジタル化に伴い、労務管理、勤怠管理、教育、配置などの人事業務の多くが省力化・自動化され、これまで人が担ってきたことの多くがテクノロジーで代替できるようになってきています。デジタル化によって今まで以上に本質的・戦略的な業務に集中しなければ経営に対して存在価値を発揮できない状況になっていると言えるでしょう。
- 事業構造改革期の人事マネジメント あらゆる事業は常に環境変化に晒されており、変化に対応できない事業は淘汰されていきます。 これまでも、デジタル化・ネットワーク化、グローバル化、人口減少・少子高齢化社会への移行など、数々の環境変化を受けて事業を進化させ、事業を支える人事マネジメントも進化させてきました。 しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)が引き起こした事業環境の変化は、これまでとは比較にならないほど大きく、突然でした。 コロナショックを機にレジリエンシー(復元力)を高める「危機対応」にとどまらず、コロナ後の社会や事業環境の構造的な変化に対応していくべく、事業のあり方も、事業を支える人事マネジメントのあり方も、根本から見直すことが求められています。
- 学校法人の人事改革 大学等学校法人においては、学校法人組織の特徴を踏まえた適正な人事改革が必要となります。主に、人件費と人事制度の改革についての取り組みをご紹介します。学校法人の経営環境は、少子化により厳しく、運営経費の大部分を占める人件費のマネジメントは極めて重要な経営課題となっています。学校法人は営利団体ではないため、一般企業とは異なる考え方での人件費マネジメントが必要となります。しかしその一方で、民間企業での人件費マネジメントのノウハウを効果的に取り入れていくことも求められています。