組織の構成員が目的を共有していることを前提として、末端の現場レベルで計画から実行までが自律的に行われる組織のこと。
多くの会社組織では指揮命令系統(レポートライン)に沿って仕事が分権化、階層化されており、通常は分権化された領域の中で上位者は計画・管理を、下位者は実行を担う。
一方、ネットワーク組織の場合は組織階層は少なく、特定のレポートラインに固定的にしばられることなく、目的を達成するために様々な連携が行われる。
ネットワーク型組織が可能になった背景には、IT技術の発展により、末端まであらゆる情報を共有できるようになったことが挙げられる。