個々のリーダーとメンバーの間で行われるコミュニケーションからリーダーシップを説く考え方のこと。グラーエンとウルビエン (Graen & Uhl-Bien,1995) が提唱した。
本来ならば、メンバー全員との密なコミュニケーションによる信頼関係の構築が理想的であるが、現実的に困難なため、個別に関係を構築していく。メンバーと円熟した関係が築けず事務的に対応する「外集団」と、円熟した関係を築きパートナーとして一緒に業務遂行を目指す「内集団」とに2分して捉える考え方をしており、否定的に評価されることが多い。