集団内に生じる対立のうち、集団の目標達成や業績向上につながる対立のこと。集団内に生じる対立には次の3つのタイプが存在する。
- ①
業務の内容や目標と関連した対立
- ②
業務の方法と関連した対立
- ③
対人関係と関連した対立
①②は、「この業務で達成すべきことは何か?」「この業務はどのような方法で進めていくべきか?」など、具体的な内容に関する対立である場合に限り生産的コンフリクトに分類される。
一方、③は殆どの場合が非生産的な(=業績向上に寄与しない)対立であるため生産的コンフリクトには該当しない。対人関係に関連した対立が表面化すると、個人間の相互理解が低下し協業が難しくなるため、組織のタスクの完結が妨げられることがその理由である。