複数の企業が連携したり共同で経営を行うことで、単独で行動するよりも大きな結果を出すこと。「相乗効果」と訳される。
シナジーの例として、技術力や生産設備、営業網共有によるコスト面でのメリット、ブランドや人材の有効活用などが挙げられる。M&Aなどによって異なる組織が一つになる場合は、当初の意図とは逆にマイナス効果が発生することも懸念される。
M&Aを成功に導くためにはマイナス効果をいかに回避するかが重要であり、マイナス効果を回避しシナジーを生み出すには、新しい組織において業務がスムーズに行われるマネジメント体制の構築や、双方の社員のモチベーションに配慮した人事制度の導入などが効果的である。