組織やチーム業績の良し悪しの原因を経営トップや管理者のリーダーシップに帰属させるとメンバーが納得してしまうという、認知的アプローチの考え方。メインドル (Meindl,1990) が提唱した。
リーダーは行動の優劣に関係なく、業績という成果のみで評価が決まってしまう。そうなると、リーダーシップは集団の成果をもとに、それぞれの心の中に作り上げられることになる。
リーダーシップの本質を考えるには、メンバーの認知ばかりに焦点を当てるのではなく、いかに情報を入手・分析し、判断を下し、行動するかという視点で考えることが重要となり、これらの研究に期待が集まることとなった。