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N.Y(コンサルタント)

新たな視野を広げ、自分らしい成長を追求するためにコンサルティング業界へ挑戦する

N.S
N.Y コンサルタント

大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻修了

クレイア・コンサルティングに参画したきっかけは

きっかけは2つあります。

1点目は、視野を広げて成長できる環境であった点です。私は学生時代に6年間生物学を専攻し研究活動に専念していたため、経営や人事といった生物学以外の分野についてはまったくの門外漢でした。就職活動時に「この仕事をしたい」という明確な目標がなかなか定まらない中で、「生物学しか知らない自分の視野や知識の幅をもっと広げたい」と考えた結果、さまざまなビジネスに触れることができるコンサルティング業界にたどり着きました。

加えて、研究を行っていた時と同様に「自分らしく、自分の力で生きていきたい」と思い描いた未来を実現するために、特定の企業や環境に依存せず、どこに行っても活躍できる能力を身に付けたいと考え、コンサルティング業界を志望しました。

2点目は、働いている人たちに惹かれた点です。採用面接でお話しした社員の皆さん全員が誠実で、仕事に誇りを持って働かれている姿勢が伝わってきました。落ち着いた雰囲気を持ちながらも、内面には熱い想いを秘め、仕事に対する熱量が強く感じられたことが決め手でした。「この会社で、この人たちと働いてみたい」「この人たちと働くことで自分はより成長できる」という思いで、入社を決意しました。

入社して予想通りだったこと、予想を裏切られたことは?

予想通りだったのは、社員の皆さんの仕事への向き合い方です。クレイアで働く社員全員が、仕事に対して一切手を抜かず実直に向き合い、入社年次に関係なく、新入社員であれベテラン社員であれ、向上心高く働いています。

例えば、クライアントごとに企業情報や業界特性をリサーチすることは当たり前で、過去に類似業界の経験があったとしても、1社1社最新の情報を調べ直す姿勢は非常に印象的です。さらに、社内に詳しい人がいる場合は積極的に議論を交わしながら進める光景が日常的に見られます。クレイアの信条として“クライアントファースト”という考え方がありますが、まさしくその考え方が体現されていると感じる瞬間の1つです。

予想を裏切られたのは、教育体制の充実度合いです。入社するまでコンサルティングファームは基本的に自己研鑽が中心で、教育体制は最低限であるという認識を持っていました。

しかし実際には、新卒社員向けの研修が約3か月間行われ、その内容は学校を彷彿とさせるほど濃密でした。さらに、研修担当以外の上司や先輩からも積極的に声をかけていただいたことで、多くの学びを得ることができました。この研修で身に付けたことは、現在も仕事において大いに役立っています。また、教育体制は新卒1年目のみならず、2年目、3年目以降も継続的に学べる環境があります。キャリア採用者向けのオンボーディングプログラムも整備されており、さらに、社内のナレッジシェアミーティングを通じて入社年次を問わず学び続けることができます。

入社して壁にぶつかった経験、その壁を乗り越えた経験は?

入社2年目に、当時初めて経験する仕事に取り組んだ際、大きな壁に直面しました。その仕事は、エンゲージメントサーベイの設問設計・調査・分析でしたが、そもそもエンゲージメントサーベイとは何なのか、どうやって調査を実施するのか、どのような分析を行うのかすら分からず、まさに「何が分からないのかが分からない」状態でした。

また、身近な先輩で同じ仕事を経験された方がいなかったため、悩みはより大きくなりました。この状況を打破するため、他のグループの先輩や似た仕事を行っていた後輩に相談し、親身なアドバイスをいただくことで、少しずつ理解が深まりました。並行して、とにかく無我夢中でインプットを重ね、目の前の仕事に全力で取り組みました。その結果、クライアントから「非常に分かりやすいレポートなので、これをそのまま社内に展開したい」と言っていただけた瞬間、全てが報われたような気持ちになりました。

今後どのように成長したいですか?

直近の目標は、クライアントから直接指名を受けることです。現在はプロジェクトマネージャーが受注した案件にアサインされる立場ですが、将来的にはクライアントから直接指名される存在になりたいと考えています。そのためには、期待以上の価値を提供し続け、「あなたに相談すれば力になってくれる」と思っていただけるような信頼関係を築くことが不可欠です。知識や専門性を高めることはもちろん、クライアントに安心感を与えられる存在であることも重要です。安心感を生むには、クライアントと共に悩み、その課題に寄り添う姿勢が求められます。

しかし、それだけでは十分ではなく、課題を整理し、本質を見極めた上で、クライアントにとって最適な提言を行うことが不可欠です。経験を積み、自己研鑽を続けることで、「この人なら信頼できる」と思われるコンサルタントへと成長していきたいと考えています。

応募する学生に期待することは?

考えることを厭わない姿勢を期待します。コンサルティングの仕事には明確な正解がないことが多く、白黒つかない状況でクライアントの未来のために最善の選択を考え抜く必要があります。

また、クライアントが何に不安を感じているかを理解し、その不安を払拭するために何ができるかを常に考えることが求められます。インプットした材料から何が言えるのかを考え、アウトプットを出すプロセスは決して簡単ではありませんが、自分が考え抜いた提案がクライアントに受け入れられ、感謝されたときの喜びは何にも代えがたいものです。考え続けることを楽しめる方と一緒に働ける日を心から楽しみにしています。